フレイル博士のコラム
筋肉量・筋力の減少を最小限にする
どの年代においても筋力トレーニングは大切な要素になるが、筋肉量や筋力は通常若い時期に増加する。したがって、いかに若いときに筋肉量や筋力を高めておけるかが大きなポイントとなるんだな。その後、加齢とともに低下し、高齢になると病気の有無や環境によって個人差が大きくなるわけだが年代に応じて気を付けるポイントは下記の通りだ。
65歳以上の年代
- いかに筋肉量の低下を最小限に抑えられるかが大切
40歳~64歳の年代
- 個人差が出てくる時期なので、いかに筋肉量や筋力を維持するかがポイント
39歳以下の年代
- できるだけ筋肉量や筋力を高めておくこと
サルコペニアの生涯モデルと個人差
「リハ栄養からアプローチするサルコペニアバイブル」日本医事新報社 P86