運動

【フィッツミーコラム vol.1】「ロコモってなに?」

2024.06.21

健康総合企業タニタがプロデュースするタニタフィッツミーは、女性専用フィットネス施設です。 お客様一人ひとりに「自分らしい健康スタイル」を発見していただきたい、そんな願いのもと独自のフィットネスを通じて10代から80代まで幅広い年齢の方の健康管理をサポートしています。 タニタフィッツミーでは、定期的に健康情報を「FITS ME 通信 プラス」で発行しています。 今回から複数回にわたり、「FITS ME 通信 プラス」で掲載中のコラムをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

プロフィール

長田 美恵子
健康運動指導士。株式会社タニタフィッツミーのアドバイザーとして、運動プログラムの監修やインストラクターの指導などを行う。

からだの衰えとロコモディブシンドローム

ロコモ※というと「介護予防」「まだ先の話」と思われている人が随分と多いように感じます。実は子どものロコモも深刻化しており、昨年度からは学校の運動器検診が義務づけられました。

どの年代でも深刻化しているロコモは「まだ先」ではなく「もう始まっている」と思ってもらいたいですね。

 

加齢による骨量の減少、筋肉の減少は誰しもがあり、運動不足であれば症状がなくても「かくれロコモ」の可能性は十分あります。

40歳代には衰えが始まっていて、50歳代では違和感を覚える人が増えます。

60歳代には痛みなどの症状を訴える人が圧倒的に増えてきます。

 

膝や腰、関節などに違和感や痛みを感じた時、その部分だけストレッチやマッサージをする人もいらっしゃいますが、全身に影響が出ていることを知っておいてください。

※ロコモ:ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略

日常的な運動の重要性

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は40歳~74歳を対象に検診が義務づけられましたが、ロコモはまだ入っていません。

痛みがなくても、筋力の衰えや関節に違和感がないか、自分で自分のからだを見直してください

 

痛みが出てから運動を始めることは難しく、早い段階から適度な運動をしておくことで大きな差が出ます。

 

からだの衰えについて知ろう

タニタマガジンでは、「世界の人々の健康づくり」に貢献するため、「健康」に役立つ情報をお届けしています。

今回ご紹介したロコモティブシンドロームの他にも、加齢にともなうからだや筋肉の変化について詳しくご紹介しています。いつまでも健康で健やかな毎日を過ごすために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

高齢者にもおすすめ! 負担の少ないスロートレーニング

いつまでも元気で自分らしく生活したいと考えるなら、日常的な筋肉トレーニングが欠かせません。しかし、運動習慣のない方がいきなり激しいトレーニングを行うと、目的に反して健康をそこなう結果になってしまうことも。

タニタがおすすめしたいのが「スロートレーニング」。そのメリットや具体的なトレーニングメニューをご紹介します。

フレイルとは? 原因や評価基準、対策方法を簡単に解説

社会的に大きな問題となりつつあるのが「フレイル(加齢により心身が老い衰えた状態)」。なんとなく聞いたことはあるけれど詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。 

ここでは、健康長寿を目指すために知っておきたい、フレイルの概要や対策について解説します。

より長く、自分らしく生きるために意識したい「健康寿命」の基礎知識

「人生100年時代」を迎えた今、タニタが最も重要だと考えていることのひとつが「健康寿命」を延ばすことです。健康寿命とはなにか、また健康寿命を延ばすためにできることはなにかについてご紹介します。

「ロコモ」、その原因と対策

よくロコモと呼ばれるロコモティブシンドローム。運動器症候群のことをいいます。ロコモになってしまうと生活の質を大きく下げてしまうこの症状について学び、日々運動をして予防をしていきましょうね。

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  • 本コラムは2017年05月25日にフィッツミー健康情報誌「FITS ME 通信+vol.13」に掲載した記事を一部編集し再掲したものです。内容は予告なしに変更される可能性があります。
  • 本コラムは、長田美恵子先生の監修で制作しています。

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