運動
2023.06.12
新型コロナウイルスの感染症法の位置づけが「5類」に移行し、徐々に平常の生活が戻ってきましたね。 楽しい毎日を過ごすために適切な運動習慣を身に付けて、健康づくりに取り組みましょう。
株式会社タニタフィッツミー 管理栄養士 大倉真紀
女性専用フィットネスを運営するタニタフィッツミーに所属し、店舗開発や会員の健康サポートに携わる。現在は総務部と商品部に所属し、社内外の業務サポートを行っている。
運動習慣を身に付けるための指針として、厚生労働省よりアクティブガイド+10(プラス・テン)が提唱されています。+10(プラス・テン)には、「今より10分多くからだを動かそう」という意味が込められています。
一人ひとりの生活に応じて無理のない範囲で実行することで、糖尿病やがんなどの生活習慣病の予防にもつながります。
以下の4つの点に着目して、「+10(プラス・テン)」にチャレンジしてみましょう。
今よりも10分多くからだを動かす機会は、日常生活の中にたくさんあります。それが「いつなのか?」「どこなのか?」ご自身の生活や環境を振り返ってみましょう。
歩いて買い物に行く、駅では階段を使う、家事や仕事の合間にストレッチをするなど、意識的にからだを動かしてみましょう。
いつもより10分多く動くことを達成したら、最終的には1日合計60分(65歳以上の方は1日40分)を目標に、元気にからだを動かしてみましょう。記録を付けて、振り返ることも長続きの秘訣です。
家族や仲間と+10を共有しましょう。一緒に行うと楽しさや喜びが増すのでおすすめです。また、状況をSNS等で発信するのもよいでしょう。
令和元(2019)年に実施された「国民健康・栄養調査」によると、直近 10年間で女性の平均歩数は有意に減少していることが報告されています。梅雨晴間を狙って、いつもより10分多く歩くことからはじめてみませんか。
参考文献:
健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド),厚生労働省,2013年
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple-att/2r9852000002xpr1.pdf
令和元年 国民健康・栄養調査結果の概要,厚生労働省,2019年
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