食事

あなたは大丈夫?働き盛りの「フレイル」を食事で予防!

2024.09.17

「フレイル」という言葉をご存じでしょうか? フレイルは高齢者に限らず、働き盛り世代の40~50代から気を付けてほしい健康課題です。フレイルとは何なのか、食事で予防するポイントと併せてご紹介します。

プロフィール

株式会社タニタ 管理栄養士 深澤 瞳
大学院でスポーツ栄養学を専攻。健康に関する仕事がしたいと考え、2021年に入社。現在は営業職として、一般消費者向けに商品の拡販を行っている。


そもそも、フレイルとは? 働き盛りのフレイル問題

フレイルとは「健康な状態と要介護状態の中間」を指します。

加齢による体力の衰えは誰もが感じるものですが、これを放置してしまうと要介護状態へと変化するリスクがあります。しかし、フレイルには「可逆性」があり、要介護状態に陥る前に予防をすれば、健康な状態に戻ることができます。

 

2022年にタニタが行った調査では、85歳以上の約4割40~50代の約3割がフレイルに該当する可能性があることが分かりました。
働き盛りの自分にはまだ関係ないと思わず、早めにフレイルの予防をすることが、要介護状態に陥らないために重要です。
 


フレイル予防のための食事のポイント

働き世代のフレイル予防には、生活習慣病の予防や筋肉量の維持が大切です。
睡眠や運動も重要ですが、働き世代は食事のバランスが乱れやすいため、今回は食事にまつわるポイントを3つご紹介します。
 

主食、主菜、副菜、汁物をそろえ、バランスの良い食事を意識する。

薄味を心がけ、適正な塩分摂取を意識する。(食塩摂取量の目標量は、男性7.5g/日、女性6.5g/日 未満)

肉、魚、卵、大豆、乳類を毎日 取り入れ、良質なたんぱく質の摂取を心がける。

 

 

 

 

参考文献:

人生100年時代の健康とフレイルに関する調査2022,株式会社タニタ,2022年10月18日

https://api-img.tanita.co.jp/files/user/news/press/pdf/2022/frail_research.pdf

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