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タニタの考える健康

【コア研コラムvol.16】行動変容「最後に」

2025.03.04

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タニタの新規事業に欠かせない「コア技術」。その研究・開発を担うのがコア技術研究所(通称"コア研")です。 「コア研コラム」では、研究所に所属する先生方に健康について様々なお話を伺っていきます。 24年度は、慈恵医大晴海トリトンクリニックの横山先生に「行動変容」について多くの記事を執筆いただきました。最終回、改めて「行動変容」への想いについて伺いました。

プロフィール

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横山 啓太郎 (よこやま けいたろう)先生

 

東京慈恵会医科大学 大学院 健康科学教授
慈恵医大晴海トリトンクリニック 所長
腎臓高血圧内科・行動変容外来診療医長

2016年に大学病院として日本初の「行動変容外来」を開設、診療医長となる。2019年には寝たきりのリスクを減らす「ライフデザインドック」を慈恵医大晴海トリトンクリニックにてスタートさせる。
 

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生命財産の維持について

行動変容診療にあたり「自分は何者で、どこに向かうのか?」ということを自問するようになりました。
農耕民族である日本人は「雨が降ったら凶作でも致し方がない」という傾向があります。その点で狩猟民族である欧米人とは大きく異なり、健康に対し、若いうちから継続的に向き合うことが得意ではありません。
しかし、いまは人生100年時代。多くの国民はそれに合わせた生命財産の維持を意識しなくてはなりません。
 

女性が木漏れ日のなか微笑んでいる様子

「行動変容」に対する想い

80歳以上の半数の人が認知症になる現在、健康に真摯に向き合う以外にこの時代を生き抜く術はないのです。
また医療費の増加は、企業の健康保険組合や、国としても向き合わなければならない問題です。


私が個人の患者を行動変容プログラムで変えていくことができれば、結果として、企業や国に対して行動変容を起こすきっかけを創ることもできるのではないかと考えています。そんな使命感を持って、これからも行動変容の考え方や行動変容診療を拡めていきたいと思います。
 

横山先生の記事はこちら

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「コア技術研究所コラム」では、研究所に所属する先生方に健康について様々なお話を伺っていきます。ご専門の先生ごとに過去発信コラムをまとめてありますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

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