右足を体重計にのせようとしている様子

タニタの考える健康

正しいダイエットのポイント

2025.04.15

右足を体重計にのせようとしている様子

食事を欠食するなど誤ったダイエットをすると、うまくいかないばかりか、からだに必要な栄養素が不足し、風邪や貧血など体調を崩してしまう原因になることもあります。そこで今回は、正しいダイエットのポイントについてご紹介します。

プロフィール

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株式会社タニタ 管理栄養士 丹治 香理
食と健康に関する仕事がしたいと考え、2023年12月に入社。現在は、タニタをより多くの方に知ってもらうべくWeb関連の業務に従事している。
 


食生活を見直そう

毎日の食事は規則正しく取れていますか?不規則な食生活になるとついつい食べ過ぎてしまったり、濃い味付けのものを食べたくなったりします。食事を欠食している場合は、まずは1日3食の規則正しい食生活を心がけるようにしましょう。


食事はしっかり取っていても、食事内容に偏りがある場合は要注意です。特に脂質はエネルギーが高く、取り過ぎるとからだに脂肪がつく原因になります。脂っこいものの食べ過ぎには気を付けましょう。
ダイエットのコツは日常生活や運動で使う「消費エネルギー量」を食事で取り入れる「摂取エネルギー量」より多くすることと、バランスよく栄養を取ることです。毎日の食事は、できる限りいろいろな食材を組み合わせて、必要な量を食べるように心がけましょう。
 

野菜の画像

適度に運動をしよう

食事管理のみでダイエットをすると、からだに必要な筋肉が落ちてしまうため、運動を取り入れることをおすすめします。しかし、いきなり負荷の強い運動を行うと継続が難しかったり筋肉を損傷したりする可能性があります。ストレッチやウオーキングなど継続しやすい運動から取り組み、徐々に運動強度を上げるように心がけましょう。

屋外でランニングをする男女の画像

楽しく食事をしよう

友人や家族と食事をすることで、会話がはずみ楽しく過ごすことができます。会話をしているとゆっくりと時間をかけて食べることができるため、満腹中枢が刺激され食べ過ぎを防止できます。また、お気に入りの食器を使ったり、花を飾ったりして食卓を彩ることで気分転換になります。
食事が楽しめるとよりおいしく感じられることもあるので、ぜひ取り入れてみてください。
 


ダイエットは本当に必要?

本当にダイエットの必要があるか、BMIを計算すると手軽に確認することができます。
BMI=体重÷(身長(m)×身長(m))
BMIが25以下であれば、やせ~標準の範囲となるのでダイエットの必要はありません。もしからだを引き締めたい場合は、ダイエットではなく運動と食事で体脂肪を減らして筋肉をつける、からだづくりをおすすめします。
さらに、体組成計を活用すると、BMIだけでなく筋肉量や体脂肪率などからだの中身を標準範囲と比較でき、より効果的なダイエットやからだづくりが可能になります。
 

右足を体重計にのせようとしている様子

参考文献:
・バランスの良い食生活を送るコツ、正しいダイエットのコツ,農林水産省,2009年3月
https://www.maff.go.jp/j/fs/pdf/data04.pdf

・林芙美,若い女性の「やせ」や無理なダイエットが引き起こす栄養問題,e-ヘルスネット,2019年3月4日
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/food/e-02-006

・林芙美,健康的なダイエット:適切な体重管理で、健康づくりをしよう!,e-ヘルスネット,2019年3月4日,
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/food/e-02-009
 

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