体と気持ちが絶好調であること、これが全てのベースになると私は考えています。それが絶好調ではじめて、最高にいい状態で仕事ができ、最高にいい状態で家族と接することができると思うのです。私も有酸素運動をはじめてみて、自分の体で実感してきました。

現在の業務は、戦略部門にて研究テーマの企画を行っています。会議室での打ち合わせが多いので、あまり動きまわることはないですね。2005年くらいまでは、とくに運動もしていませんでした。食事管理をしてからは体重も少しずつ減っていましたが、劇的に変わってきたのは2007年夏からの有酸素運動。はじめは、早歩きと遅い走りの間、息があがらない程度で走ってみたのですが、これが気持ちいい。徐々に走る距離を伸ばしていき、今では週2、3回走っています。今朝も10km走ってから会社に行きましたよ。朝走ると、体じゅうの代謝が思いきりいい状態で、気持ちもとても前向きになるので、午前中から頭が冴えるんです。好きなものも食べられるし、ストレスなく気持ちもクリアでいられるし、夜もぐっすり眠れます。仕事をするにも、人と向き合うにも、体が整っていることは基本中の基本になりましたね。
2007年の夏に、ちょっと走ってみようかなと一歩を踏み出すことによって、どんどん体が健康的に痩せていったのです。何でそんなに走り続けられるのか、とよく聞かれますが、気持ちいいんですよ!はじめの一歩を踏み出してしまえば、続けられると思います。いきなり10km走ることを考えてしまうとハードルが高いですが、最初は「ちょっとでも歩いてみよう、消費カロリーを気にしてみよう」と意識するだけでいいと思います。そこから、じゃあ次は早歩きだ、明日は走ってみよう、と徐々に広がっていくものなんです。
そのきっかけ作りとしても、カロリズムは有効ですね。数値やグラフで見せられるから、ムキになれていいですよ。男は結果を見て喜ぶものですから。予定よりも早く「達成度100%」になるとうれしいものですし、一日に何度もグラフをチェックしてしまいます。出張先や走っていない日でも、自然にいつもより歩こうかなと思わされます。
走るときには、心拍数が測れるストップウォッチをつけているんです。しかし胸部にセンサーを巻いて測定するものなので、四六時中はつけられませんよね。その点、カロリズムは運動中でも仕事中でも全く邪魔になりませんでした。サイズも小さいですが、見た目よりもさらに軽いですね。ボールペンを持つくらいの感覚でした。
メタボ対策であろうと、ダイエット目的であろうと、運動しようと思った人には便利だと思いますよ。忙しく働いている方は、体のことを気遣い続けるのは大変かもしれませんが、それなら食事制限するよりも体を動かす習慣をつけてしまった方がいいと思います。体重計の数値だけにこだわったり、摂取カロリーを気にしすぎたりすることがなくなりますよ。大事なのは、数値ではなく見た目です。同じ70kgの人でも、運動をしている人は「体のライン」が圧倒的に違います。引き締まって細くなるし、肌つやまで変わります。やはり消費カロリーのリズムを知ることが重要なんですね。自分の変化を知る、目で見てわかるというのは、本当に楽しいです。カロリズムは、改めてそれを教えてくれました。
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